11月11日(土)に、
日本建築学会(JIA)建築家大会2023東海大会in常滑に伴う
文化財修復塾ツアー御参加の皆様を寿ゞ家にお迎えしました。
足助の町並みでの見学先は、寿ゞ家と紙屋鈴木家住宅。
民間主体と官主体、大正時代の旧料亭と重文指定の町家での
整備の違いが比較しやすいような観点からご案内をしました。
特に、寿ゞ家を整備する考え方として大事にしたいのは、
足助の町並みで人の暮らしが続くこと。
そのための活用のための保存や、
地域の内外・異なる時代をつなぐ交歓の場として、
また、ここでの暮らしのために町並みの中で
寿ゞ家および地蔵小路にどのような機能をつけていくかの実験をしていることなどを
お話ししました。
質疑応答での建築のプロの皆さんの視点も興味深く、大変参考になりました。
寿ゞ家の後の紙屋や町並みはどのように映ったのか?はわかりませんが、
全国からいらした皆様に、足助の様子を知っていた楽きっかけになったのであれば幸いです。
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