10月23日の寿ゞ家再生プロジェクト、百年庭園整備の活動報告です。
この日は、クラウドファンディング「足助の町並みで100年続く庭づくりを始めたい!」による
廃棄物運搬処分が終了してから、初めての整備作業になりました。
まず手始めに、斜面になっている土地の高さを定めるため、
過去の土地利用で作られた構造物をとりあえずの基準にする作業と、
同時に、まだ土の中に埋まっている不要物を掘り出す作業を並行して行いました。
また、東の園の土を、寿ゞ家の内庭の作業などにも使う予定なので、
廃棄物運搬処分後の土を枯らす(様子見、養生)ための土均しも兼ねて行いました。
土均しの作業では、縦横無尽に伸びている竹や木の根も現れ、
これらとの闘いも待っていることを目の当たりにしました。
埋まっていた不要物は、金属類にガラス、瓦や陶器など、
その量もなかなかのものです。
特に瓦は大量にありますので、
出入り口付近の雨だれでぬかるむ部分に敷いてみました。
作業時に踏んで粉々になる頃に、いい感じの泥除けになってくれると期待しています。
ついでに現状の出入り口の部分に石垣を積みました。
この部分は護岸がなかったため(おそらく塀を作る際に石垣を崩した)、
排水溝との境の土が崩れやすくなっていました。
あり合わせの石で組んだ土留めですが、うまく機能してくれると幸いです。
今回の作業で、東の園の凸凹で傾斜のきつい地盤をどのように整えるか、
少し整理が出来そうな感じがつかめました。
まだまだ地中に埋まっているものや過去の構造物の撤去など、
地盤を整えるまでにやるべきことはたくさんありますが、
楽しんで作業をしたいと思います。
100年の庭づくり、庭友さんたち、お気軽に作業にお越しください!
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