農村舞台「寶栄座」再生整備ワークショップ開催(活動報告)

足助地区の怒田沢町にある農村舞台「寶栄座」の再生整備に向けた

地元住民対象のワークショップの講師及びコーディネートを務めました。

あらかじめ専門の岩田先生からご教示いただいた、

この舞台の特徴と活用に際して大事にしていくべき価値を、地元の方々と共有しました。

最初は「こんな建物壊してしまえばいい」と意見していた方が、

最後は「炉の部材は俺が出すからちゃんとやってくれ」とおっしゃってくださり、

価値の共有に少しはお役に立てたかなと嬉しく思いました。

この方のご心配は、この先住民が減っていく中で、

どこまで建物の維持を住民が負担するのかというところでした。

これは大事な視点です。

今後の活用を考える上で、自ら稼ぎを生み出すような仕掛けは不可欠と思っています。


 画像は、今年度整備する楽屋の床面にある炉を確認しているところと、

その後皆さんで畳を片付けている作業です。
次回のワークショップは、

8月27日午後2時から怒田沢町の青葉館にて、

今後の活用を講師をお招きしてみんなで考えます。

新着情報

Facebook

Facebook(代表理事)

研究所標章

とよた世間遺産標章

2024年

11月

04日

活動日のお知らせ(11月)

11月の活動日のお知らせです。

寿ゞ家再生プロジェクトは、香嵐渓紅葉まつりの開催期間中はお休みします。

(非公式に何らかの作業を行うかもしれませんが。)

その代わり、

「とよた世間遺産」認定候補の候補物件調査など、

常の活動日の設定ではできない他の活動を行います。(日時不定期)

 

なお、

11月9日(土)には、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の実行委員会による

亀山トリエンナーレ視察が予定されています。

こちらの詳細については、研究所のフェイスブックのイベントページで告知する予定です。

0 コメント