寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(11月28日)

寿ゞ家の南庭、ようやく形が見えてきました。

発掘によってごろごろと出てきた岩たちに悩まされ、

作業をするたびに変化する状況により、設計変更を繰り返しましたが、

当初考えていた基本形はなんとか保てました。


庭の中央に谷をつくり、建物の湿気を減じるための排水を兼ねます。

新館から庭への出口から見て、石の大橋越しに深い谷を望みます。

谷の右側の庭には、

元の庭にあったモチノキを中心にしたやや平らな空間。

反対側の左側の庭には、元あった灯篭を崩してできた石の柱を立て、

谷から立ち上がる垂直方向の石の山を形作りました。

茶室へ向かう蹲踞は元の庭そのままに使い、その先は地蔵堂庫裏に続く通路になります。

その通路はこれからの整備になります。

そして、もうすぐここに新たな塀ができます。

そうなればまた景色もずいぶん変わります。


寿ゞ家の新たな庭がもうすぐ誕生します。

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活動日のお知らせ(11月)

11月の活動日のお知らせです。

寿ゞ家再生プロジェクトは、香嵐渓紅葉まつりの開催期間中はお休みします。

(非公式に何らかの作業を行うかもしれませんが。)

その代わり、

「とよた世間遺産」認定候補の候補物件調査など、

常の活動日の設定ではできない他の活動を行います。(日時不定期)

 

なお、

11月9日(土)には、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の実行委員会による

亀山トリエンナーレ視察が予定されています。

こちらの詳細については、研究所のフェイスブックのイベントページで告知する予定です。

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