寿ゞ家再生プロジェクト活動報告(10月分まとめ)

10月の活動は寿ゞ家再生プロジェクトで寿ゞ家の南庭の整備。

とにもかくにも発掘を進め、元あった庭の池の跡を全部検出しました。

池の底面を形作っていたたたきまで掘り進めると、地上に顔を出していた石橋の下に

大人一人がすっぽる入るくらいの深さになりました。

出土品は灯明皿とビー玉でした。


そして、元あった塀に替えて新たな塀をつくるための基礎も設置です。

こちらは現状合わせで水平を出さなければなりませんので、専門の業者さんに施行してもらいました。


池の底面を検出した深さからは岩がまたごろごろと出てきました。

この岩の処理も必要です。

たいていの岩はなんとか動かしているのですが、

重くて動かせない岩(しかも使えない岩)の処理に困っていた時、

ある打ち合わせをしながら「岩が動かせないなら割ってしまえば・・・」ということに気づき、

一部で実行してみました。


建物側からの排水を素直にするためには、この池の南側すなわち谷側を壊し、

雨水等流れる傾斜をつけつつ庭として整えなければなりません。


最初に庭の設計をした時からはずいぶんと状況が変わりましたが、

それでも新たな庭の形が見えてきました。

あと少しですが、まだいくつかの岩を動かさなければなりません。

作業に参加していただける方、募集中です。

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2024年

11月

04日

活動日のお知らせ(11月)

11月の活動日のお知らせです。

寿ゞ家再生プロジェクトは、香嵐渓紅葉まつりの開催期間中はお休みします。

(非公式に何らかの作業を行うかもしれませんが。)

その代わり、

「とよた世間遺産」認定候補の候補物件調査など、

常の活動日の設定ではできない他の活動を行います。(日時不定期)

 

なお、

11月9日(土)には、参州足助寿ゞ家界隈芸術祭の実行委員会による

亀山トリエンナーレ視察が予定されています。

こちらの詳細については、研究所のフェイスブックのイベントページで告知する予定です。

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