今年度、寿ゞ家における活動の一部を、文化庁の「NPO等による文化財建造物の管理活用事業」の委託を受けて実施しました。その事業報告協議会が19日に、霞が関の文化庁会議室で行われ、代表理事と監事の2名が出席しました。
当研究所の事業「文化財建造物を活用したまちづくりの「縁側」づくり事業」については、簡易な修繕による建物の維持と、管理人雇用による公開活用が事業採択の要点でした。当研究所からは、事業実施により得た建物の維持管理と管理人による公開活用の実証結果や、他の主体との連携による活用の様子などを報告し、委員の皆さんからのご意見やご質問もあり、有意義な意見交換ができました。この報告協議会で使用した資料については、後日、文化庁のHPに掲載される予定ですので、ご覧いただければ幸いです。
また、今年度の同事業によって採択された活動団体は、当研究所の他に5団体でした。事業報告協議会では、それぞれが実施された特徴的な活動の報告を直接聞くことができ、各活動団体の方とも交流し、大変刺激を受けることができました。
コメントをお書きください