11月8日(土)、宇都宮三郎の菩提寺でもある幸福寺において、
標記の講演会&ミニシンポジウムを開催しました。
講師に日本化学会化学遺産委員会委員・新井和孝先生をお招きし、
「化学技術者の先駆け 宇都宮三郎資料の化学遺産認定」と題して
化学遺産とは何か、認定方法や宇都宮三郎資料の認定の意義などについてお話しいただきました。
次いで行った、講師の新井先生と幸福寺の住職・神谷修己氏にご登壇いただき、
宇都宮三郎についての座談会では、
宇都宮三郎の人物像や、化学遺産に認定された幸福寺所蔵の遺品類を
今後どのように地域づくりに活用していくのか、などについて意見交換をしました。
会場から時々笑いが起こるなど、和やかな雰囲気ながら、
ご参会の40名近くの方々は熱心に聞いてくださいました。
また会場では、
化学遺産に認定された資料を含む幸福寺所蔵の宇都宮三郎遺品類を展示し、
講演と座談会の前後には解説をしながら実際にご覧いただく機会にもなりました。
地域人文化学研究所では、今後も宇都宮三郎の顕彰活動を続けていきますが、
地域づくりのために宇都宮三郎を活用する新たな展開も図っていきます。
こちらにもご期待ください。
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